スポーツにおけるキャリア形成において、ロールモデルや出口戦略は非常に重要である。
しかしながら、幼少期から始まるスポーツのキャリアは入り口こそわかりやすく、目標となるメディアで取り上げられている一部のトップ選手には目が行くものの、それ以外の構造は非常に見えづらいものとなっている。「心のスイッチを切って」考えていきたい。
特に負の部分は積極的に宣伝されることがないために、知られておらず、
「こんなはずじゃなかった」
「そんなの知らなかった」
「騙された」
とアスリートがキャリアの中盤から終盤にかけて感じてしまうのは、選手のみならず、関係するコーチや監督、周辺業者、協会にとっても望まれる状態ではない。
1人でも多くの関係者が、納得感をもってキャリア形成に関して日々の活動に取り組むことが出来る状況が非常に重要である。
しかしながら、現状そのような情報は表には出てきづらく、各関係者も選手のキャリアについて積極的に考えることが最適になる構造になっていない。
この状況を改善するために、まず現状を把握することが最重要であると考え、JVSF noteやJVSF blogでは、スポーツのキャリアや多角的な見方を提供している。
納得のいくキャリア形成に向けて、参考いただければ幸いです。