「ベンチャースポーツ」と連盟の、これまでと、これから

「ベンチャースポーツ」と連盟の、これまでと、これから

記念すべき一回目は、まず、これを書いておいた方がいいだろう、と思いこちらをあげることにした。

 

「ベンチャースポーツ」と連盟の、これまでと、これから

「ベンチャースポーツ」について

「マイナースポーツ」。辞書的な意味では「競技人口が少ないスポーツ」を指している。しかしながら実際には関係者は辞書通りの意味でとっているものの、一般的には「やる価値がない変な趣味」という意味合いを多分に含んでいることだろう。

特に日本人の周りに合わせる風潮や「みんなが言っている」という外部の雰囲気や風潮に非常に弱い国民性を考えると、「マイナー」のようなネガティブワードは、格好の「いじめ・差別の対象」とされ、餌食になりがちである。そもそも、こういう状況で、あえて「下」にポジショニングしているという状況があった。

そんな中「ベンチャー企業なら、中身無くても持ち上げるのにね。ベンチャー企業の記事は、関連メディアが買収されていたり、PRとしてやっていることもあるわけではあるが、それでも表向きには、持ち上げているように見えることが多い現状がある。」と話していた際に、ここはもう「ベンチャースポーツ」でよくないだろうか?と、一定期間考えたのちに、記事にすることにした。

「ベンチャースポーツ」と呼ぶべき現代の「マイナースポーツ」 ハフィントンポスト

「ベンチャースポーツ」は、元々は、オリンピックの正式競技に入らないが、それでも国際大会が開催されるような競技性の高いスポーツを指しているつもりであった。

さらに「名前だけでなく、スタンスが肝心」などの他の要素もあげていた。

諸説とさまざまなバリエーションがあるといわれる「心が変われば、行動が変わる、巡り巡って人生が変わる」ように、「自分たちでやっていくことができる」と考えはじめることが肝心です。「マイナー」という言葉を使わないだけでも、多少は効果があると思いますが、本質的に重要なのは、意識改革のほうです。

日本代表!ベンチャースポーツ(マイナースポーツ)を効率的に上達させる方法!

文武両道の効果とπ(パイ)型人材

しかしながら、だんだん「ベンチャースポーツ」の単語だけが、半ば独り歩きするような状況にもなっていった。

しかし、ここは間口を広くとったほうがよいだろうということで現状では、

「時代の最先端を行くイノベーターのスポーツ」

「広めたいと思ったらベンチャースポーツ」

としている。

さらに皆さん思い思いに「スポーツ」を言うので、さらに使われ方が多様化している。これは暇つぶしや息抜きを語源とするラテン語の「デポルターレ」を語源とする「スポーツ」の自体の定義が世界的な統一が未だに無いようなので、当然といえば当然ではある。

私が、「巨人の方の上に立つ」ことを尊重する学術分野や、オープンソースプロジェクトでは、どういう位置づけであるかを必ず示す。要するに、今までにはこういう流れがあって、こういう方向で行きたいから、と示したり言及したりする。

しかしながら、上記の記事が引用されたり「自分で考えたわけではないけど、こういう考えがあったから、こちらに賛同したい」とは言わずに、あたかも「自分で考えました!」というスタンスで表現・発信することが非常に多いことに、分野の差や違和感を感じたのは事実である。正直なところ「モラルハザード」であると感じていた。もちろん、学術研究やオープンソースプロジェクトが過去の功績に対して非常にリスペクトする業界であるともいえる。

実際に私も、この単語を朝日新聞系オンラインメディア「ハフィントンポスト」に投稿する際には前例がないかは確認をしてから投稿をしたし、投稿内にもそのことを記述している。

なお、ハフィントンポストの連載では「大事なのは呼び方ではなくメンタリティの方」であるとか「単体だと厳しいから、いろんなものと組み合わせて!」という記事も出したが、こちらはあまり共感を呼ばなかったようである。

法人設立・一般社団法人化

正直最初は、こんなに大きくなるとは思っていなかった。しかし、メディアの方々などから連絡いただく場合にも「ベンチャースポーツ」を取材したいが、どう連絡すればよいかわからない。

メディアをはじめ取材をするような方々から「業界に精通した団体があったほうがいい」というアドバイスをいただいたりなどした。

現理事の木村理氏と共同で任意団体を立ち上げたのが2017年後半である。

ただし、統括団体ではない。情報流通や効率化・構造改革を目指した新しい形の「業界団体」である。

さらに、偽物ととれるような類似の団体が現れたり、どこからともなく反論というよりも、罵倒に近い意見が飛んできたりと、この業界の無法地帯感が、なかなかにカオスな業界であると感じる日々であった。

このような中で、スポーツ庁参与であり、日本フライングディスク協会会長を含め国内外多岐にわたる肩書を持ち、ライフワークとしてこの業界に取り組んでいる現副会長の師岡文男氏と木村理事の説得のもと、共同で法人設立・一般社団法人化をするに至った。

その後参画団体である連盟パートナーと協力者は順調に増加している。この辺の戦略も含めて「スポーツ」と感じている今日この頃である。

今後について

「ベンチャースポーツ」の業界は、非常に厳しい。資金も集まりづらく、途上国への国際協力・開発援助のような位置も取りづらい。見方によっては世界でも最も厳しい業界といっても過言ではない。その中で、いわゆる「スポンサーをつけてイベントをやる」のような従来の方法では、構造的に考えて、発展は100.000%で無理であるという結論に至った。

よって当団体は、スポーツ団体であるが、ビジョンに「構造革命」を掲げている。

この業界のマーケットサイズが小さいことや、各団体の規模が小規模であることは、うまく使えば、他の業界ではできないような方法をとることが比較的容易であることを意味する。さらに、伝統的な業界と比べ、しがらみが少ない。この辺りを利用し、現状を打開する実験的な方法やProof of Concept(POC)と呼ばれる概念実証を行うようなを取ることが容易である。

さらにこういった方法は、他の分野へも応用が出来る。ご存知のように日本特有の文化や習慣により他の先進国と比較してイノベーションがおきづらい状況や閉塞感が存在している。こういうものの打開を「ベンチャースポーツ」のエリアで行うようにすれば、他の分野の方々にも興味を持ってもらいやすくなる。結果として、長期的には分野全体の発展が望める。

様々な方法で他の分野の日本どころか世界でもトップレベルの有力者に協力いただいたり、招聘を行っているのは、このためである。

よって、弊連盟では、ベンチャースポーツを通し、構造革命を目指し、結果として業界全体の発展を目指すことを追求していきたい。

一般社団法人 日本ベンチャースポーツ連盟 代表理事・会長 篠原肇

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